1948年9月19日イギリス生まれ。
高校卒業後、ロイヤル・シェ−クスピア・カンパニーの『リチャード2世』に出演。映画デビューは『ニジンスキー』(1980)だが『フランス軍中尉の女』(1981)で国際的な注目を集める。『スワンの恋』(1983)に出演する一方、1984年にはブロードウェイに進出。“The Real Thing”でトニー賞を受賞する。『ミッション』(1986)、ニューヨーク批評家協会最優秀男優賞に輝いた『戦慄の絆』(1988)を経て、『運命の逆転』(1990)でアカデミー最優秀主演男優賞とゴールデン・グローブ最優秀主演男優賞を同時受賞。『ダメージ』(1992)『愛と精霊の家』(1993)『エム・バタフライ』(1993)などに出演する傍ら、『ライオン・キング』(1994)では声の出演、『ダイ・ハード3』(1995)ではマクレ−ンの宿敵と幅広い活躍を見せる。他の出演作に『魅せられて』(1996)『チャイニーズ・ボックス』(1997)『ロリータ』(1997)『仮面の男』(1998)。“TimeMachine”(2001)“CallasForever”など4本が待機中。
■ソーラ・バーチ(サヴィーナ)
1982年3月11日ロサンゼルス生まれ。
4歳の時、シリアル“Quaker Oats”のCMで注目を浴び、以後、40本以上のCMに出演。6歳でTVシリーズ“Day By Day”のレギュラーを獲得し、同時に“The Purple People Eater”で映画デビュー。1991年の『愛に翼を』と1992年の『パトリオット・ゲーム』で、映画でも注目を集める。特にハリソン・フォード扮するジャック・ライアンの娘サリー役は好評で、『今そこにある危機』(1994)でも演じた。『Dearフレンズ』(1995)などを経て、アカデミー賞作品賞に輝いた『アメリカン・ビューティー』(1999)に出演。“Ghost World”“The Hole”と新作目白押し。ファースト・ネーム:ソーラはノルウェー神話の雷神姉妹に由来するとか。
■ジャスティン・ワリン(リドリー)
1974年9月6日サンフランシスコ生まれ。
地元ビクトリア・シアターの“The Little Prince”で主役を演じて演技のキャリアをスタート。13歳で、TVシリーズ“General Hospital”にゲスト出演する。多くのTVドラマに出演し、エミー賞も受賞。1994年『シリアル・ママ』で映画にも進出。TVシリーズ『新スーパーマン』では新聞記者ジミーを演じた。
1970年カナダ、トロント生れ。
プロダクション・コーディネーターの母のもと、映画の撮影現場で子供時代を過ごす。20歳の時には、すでに様々な立場で20本以上の映画とテレビ製作にかかわり、自分の製作会社=スイートピー・エンターテインメントを設立。すぐに、子供の頃からお気に入りだった『ダンジョン&ドラゴン』の映画化権を獲得、それが映画化まで10年にわたるオデッセイの始まりだった。次回作は"Seventh Grader"の映画化を予定しているが、"The Bell Witch""Puppetland"など複数の企画も進行中。トッパー・リリエン、キャロル・カートライトとともに仕上げた『ダンジョン&ドラゴン』の脚本は、三部作構想の第一部だという。
オーストラリア生まれ。『ウォーカー』(1987)をはじめ、『私を愛したグリンゴ』(1989)『レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い』(1994)などに美術監督として参加。99年ベルリン国際映画祭に参加した“Sound of Hand Clapping”でも高い評価を獲得する。近作には他にロバート・カーライル、ガイ・ピアース出演の『ラビナス』(1999)など。