『オーロラの彼方へ』FREQUENCY
mainpicture 12月9日より日比谷映画他全国東宝洋画系にて公開

2000年/アメリカ/カラー/スコープサイズ/ドルビーデジタル/1時間58分/ギャガ・ヒューマックス共同配給/日本語字幕:税田春介/ノベライズ:竹書房

◇監督:グレゴリー・ホブリット ◇製作:ホーク・コッチ、グレゴリー・ホブリット、ビル・カラロ、トビー・エメリッヒ ◇製作総指揮:ロバート・シェイ、リチャード・サパースタイン ◇脚本:トビー・エメリッヒ ◇撮影監督:アラー・キヴィロ ◇美術:ポール・イーズ ◇衣装デザイナー:エリザベッタ・ベラルド ◇編集:デヴィッド・ローゼンブルーム ◇音楽:マイケル・ケイメン

◇キャスト:デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル、エリザベス・ミッチェル、アンドレ・ブラウワー、ノア・エメリッヒ



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【解説】

全米に愛され7週連続トップ10入り!無線で現在と過去をつなぐ斬新なアイデア、息も止まらん緊張感、そして時空を超えた父と子の絆に涙する、まさに21世紀必見のSF感動作がついに日本上陸 !

オーロラの光は地球にふりそそぐ太陽エネルギーの強さを物語る。
約10年に一度、太陽はその活動の最盛期に、満点のオーロラと共に
不思議な現象を地上の我々にもたらすことがある。

その日、オーロラはひときわ強く輝いていた。
30年前のあの日のように…。




■オーロラがもたらす奇跡の物語

NYの空にオーロラが出現し、メッツのワールド・シリーズ出場にクイーンズ中の市民が熱狂した1969年10月。6歳のジョン・サリヴァンは幸せだった。頼もしい消防士の父、優しい看護婦の母。ジョンの周りには、いつも愛と笑い声があふれていた。だが、その夢のような日々は、父の殉死によって突然終わりを告げる。
それから30年、ジョンはずっと問い続けてきた。もしも父が生きていたら、自分の人生はどうなっていただろう、と。 父に車の運転を習い、カーブの投げ方を教わり、一緒に釣りに行くことが、どれほど素晴らしい思い出になっただろうか、と。ジョンにとって、それは永遠に手に入らないはずのものだった。NYの空に再びオーロラが輝いたその日、無線機の彼方から、若き父の声が聞こえてくるまでは…。
時空の裂け目でつながった過去と現在。無線を通じて交信を果たした父と子の絆をみつめた『オーロラの彼方へ』。全米で7週間にわたりトップ10圏内に残るスマッシュ・ヒットを飛ばしたこの作品は、無限の宇宙が作り上げた神秘的なシチュエーションのなかに、斬新なタイム・トラベルのアイデアと、ヒューマンな感動をたっぷりと織り込んだ至福のSFファンタジーだ。






■時を越える父と子の絆

過去は決して変えられず、死者は決して蘇えらない。我々の誰もが常識として信じるセオリーが、この映画では覆される。時空の裂け目を走り抜け、30年の時を隔てた父と子を結び合わせる無線の電波。それは、過去に戻れるものなら父の命を助けたいというジョンの願いを、1日後に死ぬ運命にあった父フランクの元へ運んで行く。ジョンのアドバイスに従って火災現場から無事生還し、未来の息子に命を与えられた喜びを噛み締めるフランク。父と共に過ごした思い出が、心のなかに新しく築かれていく嬉しさにひたるジョン。ふたりは電波を通して絆を深めあい、タイム・パラドックスから生じた予期せぬ事件にも二人三脚で立ち向かっていく。そんな彼らの愛の力、夢の力、信頼の力が、過去を変え、未来を変え、死さえも乗り越えていくドラマには、熱い共感を覚えずにいられない。親と子、人と人のつながりは、ときに永遠の輝きを帯びて生き続ける。それを素直に信じさせてくれるこの映画は、宇宙の神秘から生み出されたミレニアムの寓話として、見る者の胸にいつまでも消えない光を放ち続けるだろう。


■本物感あふれるキャスト、実力派スタッフ

仕事の場では人一倍勇敢な消防士であり、家庭にあっては人一倍愛情深い父親であるフランク。理想のヒーローの役柄に、誠実な男らしさを光らせるのは、『ワイアット・アープ』『エニイ・ギブン・サンデー』のデニス・クエイド。父譲りの責任感に燃える優秀な刑事の顔と、悲しみの影を宿した孤独な青年の顔を持つジョンの陰影に富むキャラクターに、ハマりきった好演を見せるのは、テレンス・マリック監督の『シン・レッド・ライン』で一躍脚光を浴びたジム・カヴィーゼル。「What If(もしもそうなったら?)のシチュエーションに真実味を与える素晴らしい演技」と、全米中の批評家から絶賛を浴びたふたりは、本物の親子であると心から信じられるバイブレーションを発揮し、映画の感動を確かなものにしている。共演陣も、『トゥルーマン・ショー』のノア・エメリッヒ、TV「殺人捜査課」でエミー賞に輝くアンドレ・ブラウワー、『Nurse Betty』で注目のエリザベス・ミッチェルと充実の顔ぶれ。また、6歳のジョンには、『ストーリー・オブ・ラブ』のダニエル・ヘンソンが扮し、愛らしい魅力をふりまいている。

本作でデビューを飾ったトビー・エメリッヒの脚本を、超一級のエンターテインメントにまとめあげたのは『真実の行方』『悪魔を憐れむ歌』のグレゴリー・ホブリット監督。火災シーンのパワフルなアクションや、殺人がらみのサスペンスに転じていくスリリングなストーリー・テリングで観客をグイグイひきつけながら、ヒューマン・ファンタジーの薫りを全編にあふれさせた演出は、もはや巨匠の領域だ。スタッフにも一流のメンバーが揃った。神秘性と温かなぬくもりが共存する映像を作り上げた撮影監督は、『シンプル・プラン』のアラー・キヴィロ。サリヴァン家の内装を通じてタイム・トラベルの妙味を醸し出したプロダクション・デザインは、ホブリット監督と組んだTVシリーズ「NYPDブルー」でエミー賞を受賞したポール・イーズ。歯切れのよい編集は、『真実の行方』 『ディープ・インパクト』のデーヴィッド・ローゼンブルーム。音楽は、『X-メン』『奇蹟の輝き』のマイケル・ケイメンと、『デトロイト・ロック・シティ』のJ・ピーター・ロビンソンが共同で手がけている。






【1969年のアメリカ】

戦後、世界の盟主として君臨し続けたアメリカ。だがベトナム戦争を契機として、その勢いにも翳りが見え始めていた。アポロの月面着陸に代表される文明の発達と、カウンターカルチャーが大きなうねりとして具現化した年。1969年は忘れがたい年であった。

<政治・社会>
●ニクソンがアメリカ大統領に。
●PLO議長にアラファト。
●中ソ武力衝突。
●アメリカのアポロ11号が人類初の月面着陸。
(7/20 アポロ11号の月着陸船「イーグル」が月面 “静かの海” に着陸。)
「一人の人間にとって、これは小さな一歩だが、人類にとって大きな飛躍だ。」ニール・アムストロング船長(39)
●北アイルランドで紛争、カトリックとプロテスタントの対立。
●ヴェトナムのホーチミン死去。
●戦略兵器制限交渉(SALT)始まる。
●日本で東大闘争。

<文化・風俗>
●ウッドストックフェスティバル開幕(6/15 ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ ジョプリンら当時を代表するミュージシャンが一同に介し、観客450万人を動員。)
●ザ・ビートルズ アルバム「アビー・ロード」発売
●映画「明日に向かって撃て!」
●映画「イージー・ライダー」
●映画「真夜中のカウボーイ」★アカデミー作品賞受賞

<スポーツ>
●MLB ニューヨーク メッツ初優勝
●NBA ボストン セルティックス2連覇
●NHL モントリオール カナディアンズ優勝



 


【ストーリー】

NYでオーロラの見える日、30年前と無線がつながった。それは父が死ぬ前日。
─今なら未来を変えられる。



■父の記憶、30年前の悲劇

誰よりも先に火の中へ飛び込み、誰よりも後に現場から去る勇敢な消防士。それが、フランク・サリヴァン(デニス・クエイド)という男だった。1969年10月10日、地下変電所の火災で命がけの人命救助をやり遂げた彼は、妻のジュリア(エリザベス・ミッチェル)と、6歳の息子ジョン(ダニエル・ヘンソン)が待つクイーンズの自宅に戻って来た。プレスリーのレコードをバックに、妻と踊るフランク。そんな両親の姿を、はにかんだ笑顔を浮かべてみつめるジョン。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。 ちょうどその時期、NY上空に出現した不思議なオーロラの光に照らされているかのように。
だがその2日後、一家は思いがけない悲劇に見舞われる。倉庫火災に出動したフランクが、脱出に失敗して命を落としたのだ。「別の脱出ルートを使えばフランクは助かっていた」 という隊長の言葉を聞いて、無念な思いを募らせるジョン。幼い彼の胸には、自分を「チビ隊長」の愛称で呼び、とびきりの愛情を注いでくれた父を失ったショックと悲しみが、深く刻みこまれていった。


■オーロラの夜の不思議な出来事

それから30年後。ジョン(ジム・カヴィーゼル)はNY市警の刑事となり、父の親友だったサッチ(アンドレ・ブラウワー)とコンビを組んでいた。 フランクの命日が2日後に迫るなか、再びNYの空に現れたオーロラは、ジョンの思いを自然と父に向かわせた。もしも父さんが生きていたら…。そう考えなかった日は、これまで1日たりとてない。家を訪ねてきた幼なじみのゴード(ノア・エメリッヒ)の親子が、クローゼットのなかにフランク愛用の無線機をみつけ出したのは、そんなときのことだった。昔を懐かしみながら、無線機を設置するゴード。やがて彼らが帰ったあと、ジョンの耳に電波の向こうから呼びかける声が聞こえた。慌てて応答したジョンは、CQ15のコールサインを持つ男と野球の話に花を咲かせる。もっとも、相手が話題にしたのは、もっぱら1969年のワールド・シリーズのことだったのだが…。


■未来の息子の忠告

翌日、再びCQ15が交信を求めてきた。無線の向こうで、男が子供に「チビ隊長」と呼びかけるのを聞き、愕然とするジョン。彼は直感的に悟った。CQ15は、30年前の今日、この同じ場所で同じ無線機に向かっているフランクなのだと。だが、彼自身も信じられないその事実を、フランクにどう説明すればいいのだろう。案の定、フランクは頭からジョンの言葉を信じようとせず、翌日自分が死ぬ運命にあるという話にも耳を貸さなかった。交信が途切れる寸前、ジョンは思いの限り叫んだ。「父さんは直感に従って失敗したんだ。他の脱出ルートなら助かる」
1969年10月12日、運命の日。倉庫火災に出動したフランクは、30年後の息子だと名乗る男と交わした前夜の会話を思い起こしていた。「ワールド・シリーズの第2戦、9回にワイスが決勝打を打つ」。消防車の上で聞いたラジオの実況中継では、確かにそのとおりのことが起こっていた。だがなぜ、あの男は未来に起こることを知り得たのだろう?狐につままれた思いで現場に到着したフランクは、いつものように先陣を切って燃えさかる火の海に飛び込んだ。逃げ遅れた少女がいるのは倉庫の最上階。彼女を発見したフランクは、思い切って搬送用のシュートを滑り降りた。それは、直感を無視した行動だった。そう、彼は未来の息子に命を救われたのだ。


■生還。よみがえる父と子の絆

その晩、自宅に戻ったフランクは、無線機のあるデスクの上に文字を刻み付けた。
「まだ生きてるぞ」
30年の時を隔てて、同じデスクの上に文字が彫りこまれていくのをみつめるジョン。いまは親子であることを確信したふたりの口からは、この30年間、言いたくても言えなかったひとことがこぼれ出た。
「お前を愛している」
「ぼくもだ。ずっと会いたかった」
父と子は過去を変えることで、新しい未来を手に入れることができたのだ。だが、このことから生じたタイム・パラドックスによって、彼らの周囲には、まったく予想できなかった重大事件が発生する…。






 


【キャスト&スタッフ】

■デニス・クエイド(フランク)

1954年4月9日、テキサス州ヒューストン生まれ。兄ランディ・クエイドの影響で高校時代から演劇活動を開始、ヒューストン大学でも演劇を専攻する。1975年、『Crazy Mama』で映画デビュー。自転車小僧の一員に扮した『ヤング・ゼネレーション』(1979)で注目を集め、兄共演の『ロングライダース』(1980)や『ライト・スタッフ』(1983)でもアンサンブルのなかで光る個性を発揮した。その後、『第5惑星』(1985)『ビッグ・イージー』(1987)『インナースペース』(1987)『容疑者』(1987)『熱き愛に時は流れて』(1988)『D.O.A./死へのカウントダウン』(1988)『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』(1989)『愛と哀しみの旅路』(1990)などに主演し、幅広い演技力を証明。とくに、過激なダイエットでドク・ホリデイ役に挑戦した『トゥームストーン』(1994)は評判を呼んだ。近作は、『セイヴィア』(1998)『マイ・ハート、マイ・ラブ』(1998)『エニイ・ギブン・サンデー』(1999)など。新作にマイケル・ダグラス共演の『Traffic』(2000)がある。


■ジム・カヴィーゼル(ジョン)

1968年9月26日、ワシントン州マウント・ヴァーノン生まれ。10代のとき、『マイ・プライベート・アイダホ』(1991)のオーディションに参加。イタリア移民と偽ってイタリア人の切符売りの役を獲得する。その後本格的に映画の道へ進み、マイケル・リッチー監督の『ミッドナイト・スティング』(1992)に10人のボクサーのひとりとして出演。ケヴィン・コスナー主演の『ワイアット・アープ』(1993)では、ワープ兄弟の弟ウォーレンを演じた。『Ed』(1996)『ザ・ロック』(1996)『G.I.ジェーン』(1997)を経て、1998年にはテレンス・マリック監督の20年ぶりの復帰作『シン・レッド・ライン』にウィット二等兵役で出演。映画の語り手となる重要なキャラクターに清冽な魅力を光らせ、一躍世界の注目を集めた。近作は、アン・リー監督の南北戦争映画『Ride With The Devil』(1999)、クエイド共演の『エニイ・ギブン・サンデー』(1999)など。ミミ・レダー監督、ケヴィン・スペイシー共演の新作『Pay It Forward』(2000)では麻薬依存症のホームレスを演じている。


■エリザベス・ミッチェル(ジュリア)

1970年、テキサス州ダラス生まれ。スティーブンズ大学の演劇科を卒業後、ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミーで演技を磨く。名門ダラス演劇センターに所属し、『お気に召すまま』『ローマで起った奇妙な出来事』などの舞台に出演。1994年にTVシリーズ「Loving」の1エピソードでハリウッド入りを果たした。1998年、アンジェリーナ・ジョリー共演のテレフィーチャー「ジーア/悲劇のスーパーモデル」で注目を集め、さらにヒロインを演じた「The Linda McCartney Story」(2000)でも好評を博した。新作に、カンヌ映画祭で評判を呼んだ『Nurse Betty』(2000)がある。


■アンドレ・ブラウワー(サッチ)

1962年7月1日、イリノイ州シカゴ生まれ。スタンフォード大学を卒業し、ジュリアードで芸術の修士号を取得。1989年に『グローリー』で映画デビュー。1993年にスタートしたTVシリーズ「殺人捜査課」のフランク・ペンブレントン刑事役で人気を得た。映画の出演作は、ゲイ嫌いの駆けだし俳優を演じたスパイク・リー監督作『ゲッド・オン・ザ・バス』(1996)、ホブリット監督との初顔合わせとなった『真実の行方』(1996)、天使カシエルを演じた『シティ・オブ・エンジェル』(1998)など。新作に、グウィネス・パルトロウ共演の『Duets』(2000)がある。


■ノア・エメリッヒ(ゴード)

本作の脚本家トビー・エメリッヒの実弟。出身はニューヨーク。イェール大学で歴史を専攻し、ニューヨーク大学で映画製作を学ぶ。在学中に監督・脚本・製作を手がけた短編『The Painter』で栄えあるシネマ賞を受賞した。役者デビューは、1993年の『ラスト・アクション・ヒーロー』。1996年、『ビューティフル・ガールズ』(1996)の温厚な青年モー役で注目を集め、『コップランド』(1997)『トゥルーマン・ショー』(1998)でも印象的な好演を見せた。新作に、ジョニー・デップ共演の『Blow』(2000)がある。


■グレゴリー・ホブリット(監督・製作)

テキサス州アビリーンで生まれ、カリフォルニア州バークレイで育つ。カリフォルニア大学バークレー校では歴史と政治学を専攻、UCLAの大学院で映画とテレビ番組の制作を学んだ。卒業後はシカゴに移り、ABC、WLSなどのテレビ番組を制作。LAに戻ってからは、「Dr.Strange」(1978)などのアソシエート・プロデューサーをつとめた。そんなホブリットの名を一躍有名にしたのが、1981年にスタートしたTVシリーズ「ヒル・ストリート・ブルース」。その後も、「L.A.ロー」(1986)「NYPDブルー」(1993)といったヒット・シリーズを手がけ、合計6個のエミー賞を受賞、1994年にはアメリカ監督協会賞のTV監督部門も受賞した。映画デビューは、全米で5500万ドルを超える大ヒットとなった『真実の行方』(1996)。続く『悪魔を憐れむ歌』(1998)でも、悪魔が乗り移るスーパー・ナチュラルな描写にスタイリッシュなセンスを発揮した。本作のあとは、『真実の行方』のエドワード・ノートンを主演に迎えた『Hart's War』のメガフォンをとる予定。


■トビー・エメリッヒ(脚本・製作)

ミュージック・フォー・ニューラインシネマの代表として、『マスク』(1994)『セブン』(1995)『フライデー』(1995)『ラブ・ジョーンズ』(1996)『オースティン・パワーズ』(1997)『オースティン・パワーズ:デラックス』(1999)などのヒット・サントラを世に送り出す。それ以前はアトランティック・レコードの制作部に在籍し、『グッドフェローズ』(1990)などのサントラを手がけた。脚本家としては、本作がデビュー作となる。


■アラー・キヴィロ(撮影)

撮影監督デビューは、1983年の『Copper Mountain』。その後、テレフィーチャー中心に活躍し、「インベーダー」(1995)と「ゴッチ・ザ・マフィア/武闘派暴力組織」(1996)でASC賞にノミネート、後者ではエミー賞の候補にもあがった。サム・ライミ監督の『シンプル・プラン』(1998)では、雪景色の映像に卓越した腕前を披露。本作のあとは、ダニエル・サックハイム監督のスリラー『The Glass House』の撮影を手がけている。