『僕たちのアナ・バナナ』KEEPING THE FAITH
mainpicture 1月20日より日比谷スカラ座他にてロードショー

2000年/アメリカ/カラー/原題:KEEPING THE FAITH/ビスタサイズ/2時間9分/ドルビーSRD-SDDS/タッチストーン・ピクチャーズ、スパイグラス・エンタテインメント、コッチco./ノートン・ブルムバーグ プロダクション、バーバー/バーンバウム プロダクション

◇監督:エドワード・ノートン ◇脚本:スチュアート・ブルムバーグ ◇製作:ホーク・コッチ、エドワード・ノートン、スチュアート・ブルムバーグ ◇製作総指揮:ゲーリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム、ジョナサン・グリックマン ◇撮影監督:アナスタス・ミチョス ◇美術:ウィン・P・トーマス ◇編集:マルコム・キャンベル ◇衣装:マイケル・カプラン ◇音楽:エルマー・バーンスタイン 

◇キャスト:ベン・スティラー、エドワード・ノートン、ジェナ・エルフマン、アン・バンクロフト、イーライ・ウォラック、ロン・リフキン、ミロシュ・フォアマン、ホランド・テイラー、リサ・エデルスティン、レナ・ソーファ、ケン・リョン、ブライアン・ジョージ、キャサリン・ロイド・バーンズ、スージー・エスマン、スチュアート・ブルムバーグ



| 解説 | ストーリー | キャスト&スタッフ |
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【解説】

一癖も二癖もある天才俳優エドワード・ノートンが監督に挑戦。
彼が選んだテーマはラブ・ストーリー。ただではすまない!?


いつまでも変わらない友情がある。そして、いつまでも変わらない愛情がある。どんな時にも忘れられない大切な人。心の中でいつも生き続けているこの愛おしい気持ち。大親友ジェイクとブライアンにとって、その人は幼ななじみの“アナ・バナナ”だった…。
名門イェール大学出身。映画のキャリアわずか4年にして『真実の行方』『アメリカン・ヒストリーX』の2作品でアカデミー賞にノミネートされ、『ファイト・クラブ』ではブラッド・ピットとエキサイティングに渡り合ったエドワード・ノートン。演技力とカリスマ性を兼ね備えた若手ナンバー1の知性派スターが、幼いころからの夢を実現させた初監督作品は、ロマンティックなラブ・ストーリーだった。これまで彼が演じてきたクセの強いキャラクターから考えると、これは一見意外な題材に見える。しかし、初監督にありがちな気負いを捨てて、こんなに明るく楽しい映画を作ってしまうのが本物の知性というもの。ノートンの新鮮で初々しい感性が、映画のリズムを元気に弾ませる。今、新しい世紀にふさわしい、新しい才能が誕生した。




これまで順風満帆にキャリアの道を歩んできた幼ななじみの3人の若者が、再会してはじめて直面する心の迷い。揺らぎ始める自信と信条。3人は友情と愛情が錯綜する三角関係の中で自分自身と向き合い、自分が本当に信じる生き方を選び取っていく。 人生で何より大切なのは「Keeping the Faith」―思い続けること。どんな時にも変わらぬ“一生もの”の友情と愛情。ノートンはユーモラスなシチュエーションとシリアスなドラマを見事に重ね合わせ、単なるロマンティック・コメディとはひと味もふた味も違うリアルで小粋なラブ・ストーリーを作り上げた。監督・主演(ブライアン役)のほか、製作も手がけることになったノートンは、ジェイク役を『メリーに首ったけ』のベン・スティラーに打診した。脚本家としてエミー賞受賞経験があり、ジェネレーションXムービーのヒット作『リアリティ・バイツ』の監督としても知られるスティラーなら、この作品が持つシリアスな要素とコミカルな要素をうまくミックスしてくれると考えたからだ。そして、アナ・バナナ役にはテレビの人気ドラマ「ふたりは最高!ダーマ&グレッグ」でゴールデン・グローブ賞を獲得して人気急上昇中のジェナ・エルフマンが選ばれた。ノートンが、「キャサリン・ヘプバーン、キャロル・ロンバートを思わせる最高のコメディエンヌ」と絶賛する彼女。明るく溌剌としたキュートな個性は、同性からも好感度大。特別美人ではないけれど、恋に仕事に前向きで、バイタリティの中に女の子らしいもろさも覗かせる―。そんなアナのキャラクターをにぴったりハマって、チャーミングに映画を彩っている。

この3人を取り囲むのは、アン・バンクロフト、イーライ・ウォラック、ロン・リフキンといった大御所たち。ノートンが「彼をイメージして脚本を書き、拝み倒して出演してもらった」というミロシュ・フォアマン監督(『ラリー・フリント』)も神父役で顔を見せている。映画の原案はノートンのイェール大学以来の友人スチュアート・ブルムバーグ(アナの同僚レン役で出演もしている)。彼はこの企画を真っ先にノートンに持ち込み、脚本を書き進めた。これにノートンと『真実の行方』で組んだベテラン・プロデューサー、ホーク・コッチらが参加。スタッフもノートンと懇意の実力派が集められた。撮影監督には『ラリー・フリント』で一緒に仕事をし、フォアマン監督の次の作品『マン・オン・ザ・ムーン』で1本立ちしたアナスタス・ミチョス。衣裳デザインは『フラッシュダンス』『ブレードランナー』を経て『ファイト・クラブ』で出会ったマイケル・カプラン。プロダクション・デザイナーにはニューヨークを拠点にスパイク・リー監督作などで活躍しているウィン・P・トーマスが起用された。




 


【ストーリー】

幼なじみ ─ 眠っていた恋が目を覚ます。
いつまでも変わらない愛情がある。どこまでも続く友情がある…と思っていた。


ニューヨークのアッパー・ウエストサイドに住むジェイク(ベン・スティラー)とブライアン(エドワード・ノートン)は幼いころからの大親友。今、バーで酒を飲むブライアンの手には、キュートな女の子を挟んで笑っている子供のころの3人の写真がある。始まりは小学校6年の時だった。校庭でイジメっ子に囲まれていた2人を、果敢にも股げりで救ったのがアナ・ライリー。ボーイッシュで行動的で頭脳明晰な、最高に魅力的な女の子。ジェイクとブライアンは彼女を“アナ・バナナ”と呼び、3人はいつも一緒に遊び回った。けれど、やがて別れがやってくる。アナが父親の転勤でカリフォルニアに引っ越すことになったのだ。

月日は流れ、ジェイクとブライアンの友情はますます深まっていった。人に奉仕するのが好きなブライアンはカソリックの神父になり、宗教が趣味(!?)のジェイクはユダヤ教のラビになっていた。2人の楽しい説法は人気を集め、町中の評判だった。そんな時、16年ぶりにアナから連絡が入る。仕事の都合で、ニューヨークに数ヶ月間滞在するというのだ。空港で“アナ・バナナ”のプレートを手に彼女を待つ二人。やがてクールでイカす女が現れた。バイタリティと自信にあふれた大企業のヤング・エグゼクティブ、アナ(ジェナ・エルフマン)。けれど、目を合わせれば忘れもしないあの魅力的な笑みが顔いっぱいに広がる。陽気で愉快で賢くて、理想のガールフレンドだったアナ。いや、あのころよりずっとステキに輝いているアナ。眠っていた2人の恋心が目を覚ますのに時間はかからなかった。しかし、2人の前には大きな問題が立ちはだかっていた。神父であるブライアンは、結婚はおろか女性との恋愛さえ許されない。「女性への欲望なんて禁煙と同じ。1年目はつらいけど、そのうち慣れる」と悠然としていたはずなのに、日に日に心はアナに傾いていく。ついには「僕は職業を間違えたかもしれない」と悩み始める。

かたや、ラビのジェイクは母や信者たちから見合いを押しつけられる毎日。結婚は出世の条件だが、お相手は教徒でなければならない。アナとのデートが見つかればスキャンダルになりかねない。アナのために仕事を捨てようかと悩むブライアン。仕事のためにアナを諦めようかと悩むジェイク。
そして、2人と再会してから、アナの心の中でも何かが変わろうとしていた。この10年間に築いてきたキャリアに虚しさを感じ、仕事では手に入らないものの大切さに気づき始めていたのだ。これまで何の迷いもなく自分のキャリアを伸ばしてきた3人。彼らは16年ぶりの再会によって、はじめて自分自身と向き合っていた。友情、愛、キャリア…。いったい自分の人生にとって一番大切なものとは何なのか?3人は今、その選択の時を迎えていた。



 


【キャスト&スタッフ】

■エドワード・ノートン(監督・プロデューサー・ブライアン役)

1969年8月18日、メリーランド州コロンビア生まれ。高校時代から演劇活動を開始し、イェール大学史学科を卒業後、ニューヨークに出る。1994年にエドワード・オルビー作『Fragment』の初演にキャスティングされ、以降シグニチャー・シアター・カンパニーのメンバーとして数多くの舞台に立った。
1996年に『真実の行方』で映画デビュー。いきなりアカデミー助演男優賞にノミネートされるとともにゴールデングローブ助演男優賞を受賞し、若手演技派として一躍脚光を浴びることになった。続いてウディ・アレン監督の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、ミロシュ・フォアマン監督の『ラリー・フリント』(1996)に出演。これら3作での演技が評価され、D.W.グリフィス賞(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)と、ロサンゼルス、ボストン、テキサスの各映画批評家協会賞で助演男優賞を獲得した。1998年にはジョン・ダール監督の『ラウンダーズ』(1998)でマット・デイモンと共演し、『アメリカン・ヒストリーX』(1998)でアカデミー主演男優賞にノミネート。また、翌1999年にはデヴィッド・フィンチャー監督の『ファイト・クラブ』(1999)でブラッド・ピットと共演。ハズレなしの輝かしいフィルモグラフィーを更新中である。

映画デビューからたった4年にして、2度にわたってアカデミー賞にノミネートされ、若手実力ナンバー1の座についたノートン。これまでの6作品で、彼は実に多彩なキャラクターを演じてきた。『真実の行方』で二重人格を装う殺人犯を鮮やかに演じ分けたのを皮切りに、『ラリー・フリント』では良識派の弁護士を知的に演じ、『世界中がアイ・ラブ・ユー』では明るく歌い踊り、『アメリカン・ヒストリーX』ではスキンヘッドのまがまがしいネオ・ナチ青年になりきった。『ラウンダーズ』での破滅指向のギャンブラー、『ファイト・クラブ』のヤッピー役も併せ、そのキャラクターはいつも複雑で振幅が大きい。けれど、ノートンはそのどれもが彼自身の顔であるかのような錯覚を抱かせる。まるでカメレオンのように自分の色を変幻自在に変え、過剰に演技することなく自然にそのキャラクターになりきってしまうのだ。彼は出演に際して「自分と同じようなキャラクターは選ばない。自分の経験と違う要素を見つけようとする」と語っている。そして今回のブライアン役は初めてのコミカルな役どころ。ここでもまた、これまでに見せたことのない新しい顔を覗かせている。彼は進化し続けている。新たな境地を開拓し続ける。そして、ついに監督業にまで進出した。幼いころから映画マニアで、監督になるのが夢だったというノートン。脚本について熱く語り合ううち、彼がメガホンをとろうと考えるのは当然の成り行きだった。舞台の演出経験はあったし、フォアマン、アレン、フィンチャーといった一流監督との仕事が、彼の中に監督としての技とセンスを蓄積させていったに違いない。特にフォアマンについては、「僕の俳優人生は彼のおかげ」とまで語っている。「短い間にすばらしい監督たちの映画に次々と出演させてもらったけれど、みんな同じことを言ってた。「映画監督をやりたいんなら、最初にチャンスが巡ってきた時、すぐ飛びつくべきだ」ってね。僕はそのアドバイスに従ったんだ」また、プロデューサーのホーク・コッチはノートンの監督ぶりを「第一級の監督たち以上に下準備ができていた」と語っている。俳優としての次回作は、ロバート・デ・ニーロ、マーロン・ブランドと共演する『The Score』。ちなみに彼は、建築家である祖父の仕事の関係で、大学卒業後に大阪に住んでいた親日家でもある。



■ベン・スティラー

1965年11月30日、ニューヨーク生まれ。コメディ俳優である両親の影響で、ショー・ビジネスの道を志す。UCLAで舞台芸術を学んだ後、1985年に“House of Blue Leaves”でブロードウェイ・デビュー。舞台に立つかたわら、初めての監督作となる『ハスラー2』のパロディ、“The Hustler of Money”を撮る。この短編コメディが「サタデー・ナイト・ライブ」で放映され好評を博し、番組の出演者兼アシスタント・ライターに抜擢。その後、MTVで「ベン・スティラー・ショー」を製作。優れたコメディの脚本が高く評価され、スティラー以下脚本スタッフはエミー賞を受賞。また、スティラーは自分の映画製作会社レッド・アワー・フィルムズを持ち、『ザ・サバーバンズ』(1999・未)などを製作。監督としては、長編デビュー作となった『リアリティ・バイツ』(1994)がジェネレーションXムービーの傑作と批評家に絶賛された。他の監督作品に『ケーブル・ガイ』(1996)がある。出演作としては、『メリーに首ったけ』(1998)『太陽の帝国』(1987)『想い出のジュエル』(1989)『ステラ』(1990)『アメリカの災難』(1996)『ゼロ・エフェクト』(1998・未)『ミステリー・メン』(1999・未)などがある。最新作には、ロバート・デ・ニーロと共演する“Meet the Parents”(2000)や“Nobody Know Anything”(2000)がある。さらに2001年には監督・主演作“Zooalander”を企画中。


■ジェナ・エルフマン

1971年9月30日、ロサンゼルス生まれ。CM出演から女優業をスタートさせ、各種有名企業のコマーシャルを何十本もこなす。その後、高名な演技指導者ミルトン・カッツェラスに師事して演技を学び、才能が花開く。1997年から人気TVドラマ「ふたりは最高!ダーマ&グレッグ」にダーマ役で主演。この演技でゴールデングローブ賞を獲得し、エミー賞にもノミネートされた。映画、TV出演に加え、二人芝居の一幕物舞台“Visions and Lovers:Variations on a Theme”では、ミゲル・フェラーと共演し、批評家に激賞された。映画デビューは、リチャード・ドレイファス主演のコメディ映画『Dr.ジャガバンドー』(1997・未)。他の映画出演作品にジョン・キューザック、ミニー・ドライバーと共演した『ポイント・ブランク』(1997・未)、ロン・ハワード監督の『エドTV』(1999)などがある。次回作『Town and Country』(2001/日本未公開)では、ウォーレン・ビーティ、ダイアン・キートン、ゴールディ・ホーンらと共演する。なお、アナのオフィスの向かいにあるビルの一室で、昼下がりの情事にいそしんでいる“カサノバ”氏は、ジェナ・エルフマンの実生活での夫、ボーディ・エルフマン(父は監督、俳優のリチャード・エルフマン、叔父は作曲家のダニー・エルフマン)である。


■イーライ・ウォラック(ラビ、ルイス役)

ブルックリン出身。アクターズ・スタジオの創設メンバーであり、テネシー・ウィリアムズ役者の第一人者である。“バラの刺青”や“Camino Real”で主役を演じトニー賞、ドナルドソン賞をそれぞれ受賞した。1956年に映画デビュー作『ベビイドール』で、イギリス・アカデミー賞を受賞。以後、『荒野の七人』(1960)『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1966)『おしゃれ泥棒』(1966)『大頭脳』(1968)『シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛』(1973)『ブルックリン物語』(1978)『ガールフレンド』(1978)『黄昏のチャイナタウン』(1990)『ゴッドファーザーPARTlll』(1990)など多くの映画に出演。


■アン・バンクロフト(ルース・シュラム)

映画・舞台・TVと豊富な出演経験を持つ名女優。映画『奇跡の人』(1962)で、アニー・サリバン役を演じ、アカデミー賞を受賞。舞台でも同役でトニー賞を受賞した。『女が愛情に渇くとき』(1964)ではイギリス・アカデミー賞を受賞。『戦争と冒険』(1972)でもゴールデングローブ賞を受賞。1999年のTVムービー「Deep in My Heart」ではエミー賞を受賞している。『卒業』(1967)『愛と喝采の日々』(1977)『アグネス』(1985)ではアカデミー賞にノミネートされている。舞台では、ヘンリー・フォンダと共演したデビュー作「Two for the Seesaw」でトニー賞を受賞。その他の出演作に『サイレント・ムービー』(1976)『エレファント・マン』(1980)『ガルボトーク/夢つづきは夢』(1984)『トーチソング・トリロジー』(1988)『ハネムーン・イン・ベガス』(1992)『アサシン』(1993)『大いなる遺産』(1997)『G.I.ジェーン』(1997)などがある。


■ミロシュ・フォアマン(ハヴェル神父)

チェコスロバキア生まれ。1963年、初の長編映画『Black Peter』 が、世界各地の映画祭で好評を博す。その後、『ブロンドの恋』(1965・未) と『Fireman's Ball』(1967・未)の2作が 、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、世界的な評価が高まる。1971年『パパ/ずれてるゥ!』でカンヌ映画祭審査員賞を受賞。1975年に『カッコーの巣の上で』で、アカデミー賞作品賞・監督賞・主演男優賞ほか主要5部門を独占。続いて『ヘアー』(1979)『ラグタイム』(1981)を監督。そして『アマデウス』(1984)で、2度目のオスカー監督賞を受賞。同作は作品賞を含む8部門のアカデミー賞に輝いた。1989年には『恋の掟』を監督。『ラリー・フリント』(1996)では、アカデミー監督賞にノミネートされ、ゴールデングローブ監督賞を受賞。近作は『マン・オン・ザ・ムーン』(1999)。また、俳優として『心みだれて』(1986)などに出演している。


■ホランド・テイラー(ボニー・ローズ=レイチェルの母)

映画・TV・舞台で活躍するベテラン女優である。TVでは、「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」(1997)で、エミー賞を受賞。映画出演作に『ロマンシング・ストーン』(1984)『ナイルの宝石』(1985)『結婚の条件』(1988)『アリス』(1990)『誘う女』(1995)『キルトに綴る愛』(1995)『素晴らしき日』(1996)『ジャングル・ジョージ』(1997)『トゥルーマン・ショー』(1998)などがある。また、甥のブラッド・アンダーソンが監督の『ワンダーランド駅で』(1998)にも出演している。


■ロン・リフキン(ユダヤ教会の保守派、ラリー・フリードマン役)

舞台劇「Substanceof Fire」の映画化作品『大いなる相続』(1996・未)に出演。オビー賞、ドラマ・デスク賞、ルシール・ローテル賞、及びドラマローグ賞の各賞を受賞した自ら舞台で演じた、アイザック・ゲルドハート役に扮した。他の出演作に『サイレント・ランニング』(1971)『JFK』(1991)『夫たち妻たち』(1992)『マンハッタン殺人ミステリー』(1993)『ウルフ』(1994)『L.A.コンフィデンシャル』(1997)『交渉人』(1998)などがある。舞台では、「Three Hotels」でも、ドラマ・デスク賞にノミネートされ、2度目のルシール・ローテル賞を受賞。他にブロードウェイで「キャバレー」のリバイバルにも出演し、1998年度トニー賞の助演男優賞を受賞している。